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骨盤臓器脱の中の一つ”子宮脱症状”に悩んだ時のヒント

 
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ふうふや代表のジョーさんです。 妊娠中、産後の方の体の不調やスタイル改善に向けての施術と、体のセルフケアを行えるように講座を展開しています。 体のことから、家族、オススメのお店、観光情報、色々な情報を発信しています。
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先日県外からお越しのお客様。

腰痛などでお悩みの症状でしたが
帰りがけに「子宮脱」の症状のご相談をしてくださいました。

なかなか人にカミングアウトしにくい問題ですし、病院にいくべきか悩まれているようでした。

今回はそんな似た症状の方の助けになれればと思い、僕が知っている情報をシェアさせていただきますね。

 

子宮脱も含まれる骨盤臓器脱とは・・・

骨盤臓器脱
骨盤の底の組織や筋肉が弱くなり、
骨盤の中の臓器 (尿道、膀胱、子宮、小腸、直腸)が、膣の方に下がってきたり飛び出てきてしまう症状の総称。

などど定義されていることが多いです。

今回のお客様は
「会陰のところにピンポン球が当たる感じがする」
という感覚があって心配になったとのこと。

こういった訴えって実は産後のお客様も
はたまた50-60代の女性の方でも訴えられます。

そのほかの例えでは・・・
「なんか重たい感じがする」
「股の間に何かがある(挟まっている)感じ」
「違和感が股に感じる」
などの表現をされる人もいます。

そんな自覚症状から始まることでもあり
不調とまではいかないけど違和感を常に感じて日常を生活送ることがあるのが実際のところだと思われます。

 

体に感じる違和感の日内差

一般的には
・就寝時や午前中は症状を感じにくい
・夕方から夜にかけて症状が悪化する

という報告を教科書的には書かれていることが多いです。

僕自身も同じような症状を自覚的に感じている方々を目にする機会が多いです。

ということは・・・
日中たくさん重力がかかる立ち仕事をされている方々や、重たいものを持つような仕事や動作を行いやすい方がなりやすいかもしれませんね。

 

一般的な子宮脱の原因

様々な要因がありますし
文献によって色々なことが書かれていますが

要約すると・・・

・妊娠、出産
・手術、外傷
・便秘
・肥満
・加齢

などがあげられます。

その中でも

経膣分娩を経験した女性の
約50%に骨盤臓器脱がある
(Olsen:1997)

という報告も目にします。

こうした骨盤臓器脱や子宮脱の原因は一つではありませんが

様々な要因が絡み合い、症状が出現することが多いということは言えると思います。

だからこそ、みなさん
“何がきっかけ??”
と考えてもよくわからずに悩んでしまうのだと思います。

 

しかも出産を重ねれば重ねるほどにそのリスクは高まっていくというデータも出ているんですね。

文献的なデータになりますが・・・

未産婦に比べ
2回経産婦で8.4倍
4回以上の経産婦で10.9倍
の発症リスクがある
(Mant:1997)

とも言われています。

女性の皆さんは出産のたびに体のケアを行い直すということは、大切な将来を見据えても大事なケアであると思います。

 

治療の選択

現在の日本では
・保存療法:リハビリやリングペッサリーによる整復、サポート下着の着用など
・薬物療法
・手術療法

などがあります。

ふうふやで関わることができるのは
”保存的な治療”を望まれている方のケアであることはいうまでもありません。

施術によって子宮を支える骨盤底筋(と近隣の筋肉)と呼ばれる筋肉たちの
支える力を取り戻していくことが必要になってくると思っています。

正しくコントロールして臓器を支える力を学習させていくことが大事だと思っています。

 

トレーニングの効果は??

骨盤臓器脱の効果は色々な報告があります。

子宮自体が膣内〜膣の出口1cmぐらいまでの脱出では
16週間の継続したアプローチで子宮の位置が改善していくとともに、
ご本人の自覚症状も改善されてくる
(hagen:2009)

と言われています。

また他の報告では

半年間の継続した介入で
症状の頻度の改善、筋肉の厚みが増す

などの報告もあります。

 

ここで言えることにの一つは
”少なくとも何もしないよりは
トレーニングをしていったほうが効果や変化を出すことができる可能性がある”ということではないでしょうか。

 

そして論文的には
ある程度の”継続したトレーニングの実施の必要がある”ということだと思います。

 

一度で症状が解消されれば
そんなに嬉しいことはありませんが

やはりある程度の日数や時間や継続性は
必要な症状になってくるのだと考えています。

 

実際のアプローチは??

実際には骨盤底筋と呼ばれる
尿道-腟-肛門周囲をコントロールしている筋肉に触れていきます。

外側から筋肉を触れていきますが
医療機関の中だと内診(膣内に手を入れて確認)をすることでアプローチの幅を広げることに繋がってく様子です。

ただ、ふうふやでは外側からの触診しか行いませんので、ご安心を。

実際のトレーニングは、先ほど述べている骨盤底筋の力の入りやすさ、にくさを感じ取りながら
自らの意識下でコントロールできるようになっていただくこと第一の目標にしています。

まずは低負荷から始めて
徐々に課題を増やすよう難易度を上げていったりしていきます。

 

そうして最終的には、骨盤底筋を含んだ臓器を支える筋肉たちが、どの動きの中でもコントロールができるようになっていただけるようコーディネートしていきます。

 

今回のお客様は県外からのご来店でしたので
今後のフォローをどうしていくかは課題になりました。

娘さんが沖縄にいらっしゃるので
「定期的に来れたら良いな〜」とはおっしゃってくださっていたので

こればかりはその方の来沖してくださるタイミングでしか対応ができないのがもどかしいところです。
(色々調べてみても、お住いの県で見れる方がいなさそうなのが残念で仕方ありません)

 

座り方を気をつけてみることも大事

よくこうした骨盤臓器脱は
座っている姿勢が

”仙骨座り”

といって後ろにもたれかかる姿勢
もっとも骨盤臓器脱になりやすいと言われています。

なので、姿勢の調整ができる体作りになっていただくだけでも、十分予防的な関わりになっていくと思っています。

もしくは、日常的に良い姿勢を取るように心がけられると良いかもしれませんが・・・

この良い姿勢っていうのが実はなかなか難しいんですよね^^;

「背筋を伸ばして胸を張って〜」みたいな姿勢だと背中や肩甲骨の筋肉が疲れちゃうだけなケースが多いんです。

適切な全身の体の使い方を教えてくれる人にみてもらうのが、何より手取り早いと思います。

 

専門的の体をみれる方にまずはご相談を。

今回のお客様も
なかなか相談しにくそうな感じで話してくれましたが、僕が色々な例え話やトレーニングの話。

一般的な産婦人科などでできる処置や今後の方針。

ふうふやでご紹介させていただいた内容を踏まえて、施術の中でお伝えさせていただきました。

なかなか人に言えない悩みでも
「相談できてよかったです」
と感想を述べてくださって良かったです。

こうした症状のお悩みにも
きちんと向き合っています^^

少しでも子宮脱症状骨盤臓器脱症状が軽減していくことにつながれば嬉しいです。

そして将来的にもこうした症状になっていかないために

産後からのケアや、それ以前から体をケア・メンテナンスの習慣が女性の皆さんにできると嬉しいです。

(もちろん男性も♪)

もしお近くに専門的にみれる信頼できるセラピストがいないときは

治療の選択肢を仰ぐのは、まずはやはり産婦人科や婦人科の先生だと思います。

ご相談いただいた上で
施術で介入していくことが最善ということでしたら

ふうふやでもトレーニングの介入をさせていただきますので、お気軽にご連絡ください^^

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ふうふや代表のジョーさんです。 妊娠中、産後の方の体の不調やスタイル改善に向けての施術と、体のセルフケアを行えるように講座を展開しています。 体のことから、家族、オススメのお店、観光情報、色々な情報を発信しています。
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