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なぜ幼児に数教育を?「数の概念がわかる」とは?【モンテッソーリ】

 
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やまなか きの
2児のママ。 言語聴覚士・モンテッソーリ教師としての活動が主です。 実家は小さなモンテッソーリ幼稚園です。 長年、摂食障害を患っていましたが克服。 ことばの教室・モンテッソーリ子ども教室を主催。
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きのです

今回は数教育について^^

またマニアックなので・・すいません。。

なぜ数教育をするのか?

「幼児期になぜ数教育をするのか?」

「小学校へ行ってからでいいのでは?」

それは、

幼児期に数への興味がグンと深まる時期があるから。

 

この時期に、「これまで体験してきたこと」と「数」を結びつけると

すごく楽しいのです^^

「なんでも数えたい」「看板の数字を読みたい」「自分の年齢にこだわる」「物の形に興味がある」・・・etc

 

だから「勉強」として捉えていません。

子どもからの要求に応えてたら数教育になった。という感じ捉えています。

 

子どもが求めていないのにやる「教え込み」にならないように・・気をつけています。

 

とにかく体験してほしいのは

沢山の「量」の経験

「カバンがいつもより重いなぁ」と違いがわかることも、
「自分の年齢」にこだわることも、
「あのお皿に乗ってるチョコの方が多い!」と比べることも、
「両手で持てないほど多い」を感じること

 

そんな、

「感覚的な体験」を「数」に結びつける。

 

 

 

数が「勉強」になる前に

自分で体験してきたを、数字と数詞と合致させて

数を頭で「イメージ」できるようになると

算数はさらに楽しいのです^^

 

 

だから「子ども教室」では沢山の量の経験をしてもらおうと思って取り組んでいます。

 
 
  

 

前回の記事は先に発展版を書いちゃったのですが・・

前回「算数棒での数の合成分解」について書いたので

今回は

「数量」と「数詞」と「数字」の三者関係の一致について復習です。

数の三者関係の一致とは

「数をイメージできるようになる」

いうことは

「数の概念の形成ができた」ということです。

 

数量とは:量

数詞とは:数を表す語(いち・に・さん・・)

数字とは:数を表す文字(1・2・3・・)

この三者関係が一致してはじめて

「数の概念がわかった」ということです

前にも書きましたが少しだけコピペ

モンテッソーリ教育ではまず数を10までに制限して、
「数量・数詞・数字」の三者関係の一致を優先して行います^^

■1〜10まで唱えられる(数詞)けど、
「○個取ってきて(数量)」だとできない

■「いち」とは言える(数詞)けど
「1」という字を読む(数字)ことはできない

などは、
まだ数量と数詞と数字の三者関係が一致していない、という状態です^^

なのでここを何度も丁寧にステップを踏むのですが
具体物を使ってやるのがモンテッソーリ流です

 

算数棒の持ち方・運び方

棒の”長さ”の違い(量)を体感できるような持ち方を示します

長くなるほど(数量が大きくなるほど)、手の平間の間隔がどんどん広くなっていく。

「”短い”と”長い”ってこんな感覚なんだ。」

「”1”と”10″って持つとこんなに違うんだな。」

って体で感じてくれるといいな。

 

まず数量と数詞の一致

 

バラバラに置いた棒を順に並べたら

2本ずつ棒を抜き出して(最初は1と2、次は3と4・・・など小さい数から)

1の棒を合わせながら「数量」と「数詞」を合わせていく作業。

「セガンの三段階の名称練習」を基本に。

でも、できている部分をねちっこくやりすぎると飽きられるので臨機応変に。笑

「これが、いち」「これが、に」

「(に)を(いち)で数えてみるね」

「(いち・に)」

という風に、

実際に動きながら「数詞」と「数量」を合致させていきます^^

 

セガンの三段階の名称練習

セガンの名称練習は

「ことば」を教える時にも基礎になります。

 

簡単に説明すると

【第1段階】記銘
紹介の段階「これは○○だよ」

【第2段階】保持
シャワーを浴びるようにことばを聞かせる段階
「○○を指差してください」「○○をカゴに入れてください」

【第3段階】再生
習得できたか確認
「これはなあに?」

 

言語聴覚士としてもこの3段階ステップをとても大切にしているのですが

「お口と発音の勉強会」では特にお子さんに語彙を与える時に注意する部分をお伝えしています。

 

数カードを使って「数字」と一致させていく

 

「数量」と「数詞」が一致したら

今度は「数字」と一致させていきます

いわゆる「数を表す文字」のことです

カードに書いた「数字」を、棒の数と合わせていきます

(本当は書かなくて適当な数字カードでいいんですが。娘が書きたかったので笑)

カードに書かれた数字と「おんなじ」を見つける

「もう”1の棒”を使わなくても数えられるから!」と。

“理想のやり方”に固執せず、あくまでも子どもに合わせて^^

 

他にも発展として

*目を閉じている間に無くなった棒を当てるゲーム。とか

*数人で「5のカード持っている子が5の棒を取ってきてね」とか

色々できますよね^^

 

 

 

 

この段階までできたら

算数棒で1ー10までの「数量」と「数字」と「数詞」の三者一致ができた、という状態です^^

 

 

ので、発展として

以前書いたような「数の合成分解」などやっても楽しいです^^

 

モンテッソーリ教具について

こんな記事を書いていますが

モンテッソーリ教具を買うことをオススメしているわけではありません。

前も言ったように大人本位の「算数学ばせたい」「お仕事させたい」にはなってほしくない。
教え込みになっては勿体無い・・と思っているからです。

 

 

でも、最近は

「子供がどうやって学んでいるのか知りたい」

「具体的にどうやって教具を使っているのか知りたい」

というママも多いので、

私のやり方ではありますがよければ参考程度にみてください^^

 

(本来は算数棒の三者関係の一致もこんなに単純ではなくて、
段階として間に砂数字板があったり、数字カードがあったり・・もう少し複雑です)

教具がなくても数を教えることはできる部分もあるし

数を生活の中で取り入れることもできると思っています^^

「じゃあ家庭でどうしたらいいんだ!」ということも

また近々記事で書く予定です^^

 

 

長くなったので

「奇数偶数」の伝え方についてもまたいつか・・^^

 

では

 

正月休みも終盤ですね^^

 

良いお正月を♪

 

きのでした^^

 

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やまなか きの
2児のママ。 言語聴覚士・モンテッソーリ教師としての活動が主です。 実家は小さなモンテッソーリ幼稚園です。 長年、摂食障害を患っていましたが克服。 ことばの教室・モンテッソーリ子ども教室を主催。
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