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恥骨痛が出産後から出現した産後1ヶ月の初産ママへの介入例

 
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ふうふや代表のジョーさんです。 妊娠中、産後の方の体の不調やスタイル改善に向けての施術と、体のセルフケアを行えるように講座を展開しています。 体のことから、家族、オススメのお店、観光情報、色々な情報を発信しています。
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妊娠、出産は病気ではない。

よく言ったものですが

病気でなくても体のダメージや精神的なバランスが崩れている状態で
いきなりの育児のスタートは心も体も混乱をきたすわけです。

そんな時に痛みが強い。
動けない。
苦しい。

そんな所から育児が始まるのは
やはり”病気ではない”と言われているからといっても
辛いところがあると思います。

それが初めての出産であれば
なおさらのこと。。。

先日、産後1ヶ月のママさんがお越しくださいました。

その方の恥骨痛の話を少し。。

同じ悩みの型でお困りの方の参考になれば幸いです。

 

恥骨の痛みが産後から出現

今回は初めてのお産。

出産の場面で当然のごとく
会陰の周りにダメージを受けています。

おそらく、そのダメージが引き金となって
動くたびに恥骨に痛みが出ている状態でした。

痛み自体は
・寝返る瞬間
・起き上がり
・ズボンや下着の上げ下ろし
・階段
・歩くとき

などなど、
基本的な動きの全般で感じており
それが育児をしている中で辛くて解消したいというご要望でした。

 

恥骨痛って??

そもそもよく聞く恥骨痛

骨盤の会陰寄りの骨を恥骨と呼びます。
(おまたの上です)

ここの中心は恥骨結合と呼ばれて
実際のところは、少しだけ動きが出やすくなっている構造です。

この恥骨に、ズレる刺激(剪断力:せんだんりょく)が加わることで痛みが出ることが恥骨痛の一般的な説明として用いられることが多いです。

要するに・・・
恥骨がズレたら痛い!!

ってことですね。

上下や捻れるようにズレないと
恥骨の痛みは起こらないとされています。

どういう状況かと言うと・・・
左右非対称な動きをした時。

 

例えば・・・
・片足あげたり
・歩いたり
・階段の上り下り

など、左右非対称な動きを入れた時に痛みが出る

そのほか寝返りや起き上がりなんかも
実は下半身は左右別々の動きをするので痛みに繋がることも多いです。

実は日常生活の中でこうした左右非対称な動きってかなり多いんですね。

それが一般的に言われている恥骨痛の原因と解釈しています。

 

恥骨痛への対処法は??

では、そうした恥骨痛。

剪断力が加わる瞬間の背景には何があるのかを解説します。

先ほどの図にもあった恥骨にズレが起こる時なので

恥骨に付いている筋肉が
片方だけガチガチになってしまったりすると
痛みが出てしまうことも多いとされています。

なので、マッサージすることで解消される方もいるし
ストレッチをすることで解消される方もいるようです。

僕もそんな方々を実際に見てきた経験もありますが

今回のお客様に限っては違いました。

 

筋肉を緩めても痛みは全く変わらない!?

前述したように
恥骨のズレが起こらないように
最初はガチガチになっている筋肉を探しました。

・・・ (おっ!硬い筋肉発見!!!!ここだ!!)
・・・硬い筋肉があったので、緩めていきますねー!
・・・(ガチガチ感取れてきたなーこれで、どうだ!?)

ジョー

・・・Aさん(仮名)、もう一回痛かった動きやってみていただいても良いですか?

ジョー

・・・(Aさん寝返る真似をする)痛いですね。。

Aさん

・・・そうですか(ToT)

ジョー

ってなりました^^;

こんな風に実際の臨床では
教科書的なセオリー通りにいかないことも往々にしてあるわけです。

で、そこから本当に痛みを出している原因を探していくわけです。

 

結局は恥骨に負担がかかっているだけだった!?

硬い筋肉をほぐしても痛みは変わらない。
これは先ほどアプローチをしても変化が起きなかったんです。

これも、また事実

教科書通りにはいかない。

ということがわかりました。
では、痛みを出してしまっているのは他にあるのでは??

と考えました。

ご本人のお話を聞いたりしながら色々なヒントを辿っていくと
こんな要因が上がってきたんですね。

・もともと運動習慣が学生時代からない
・妊娠中は切迫で2回安静入院して、普段から安静を強いていた
・産後から痛みが出ている

こんな所が話を聞いていて気になったことでした。

 

ここで僕が何を考えたのか・・・

・もともと運動習慣が学生時代からない
妊娠以前から体を支える筋肉量が弱いかもしれないな〜。

・妊娠中は切迫で2回安静入院して、普段から安静を強いていた
安静をしていた期間が長いから、さらに体の筋力低下が起こっていそう

・産後から痛みが出ている
出産の会陰周囲のダメージがある影響で、さらに骨盤(恥骨)を保持しておく力が弱まったかも?!

 

結果的に・・・

そもそも骨盤周囲を支える力が弱い中で
出産のダメージも相まって余計に恥骨が支えられないのかも。

この弱さをどうにか抑え込むために
恥骨周辺に付いている筋肉をガチガチに固めていただけなのでマッサージしても痛みが取れないのかも?!

という考えをして
ご本人と硬い場所を緩めることはやめて

 

力の入らない場所を

一緒に動かす練習をしていきました。

 

時にはマッサージやストレッチではなく
筋肉を正しく使ってあげることも大切。

というわけで、
体の使い方を一緒に学習したあとに・・・

 

・・・(動きもスムーズになってきたし、そろそろイケそうかな)Aさん、もう一回痛かった動きできますか?

ジョー

・・・(Aさん、再度寝返りしてみる)痛くないです。

Aさん

・・・(キターーーーーーー!!!!って心の声はありつつも)おっ!!いい感じですね!

ジョー

ていう一部始終があったんですね^^

最初ガチガチだった筋肉を触ると硬さも取れていることも確認もできました。

 

そのあとは、起き上がりもスムーズ
普通に歩け、ひとまずは日常生活を送れるようになりました(*^^*)

ご自宅でも、体を動かす習慣を作って欲しいのもあって
眠りながら、四つ這い、立ちながらでもできるエクササイズをご紹介しました。

この辺りの体の使い方が馴染んでいけば
施術中の痛みの変化の度合いなど考慮しても

日常生活の中でも
痛みはコントロールできてくると予想が踏めたので

その後の見通しも説明しました^^

 

まとめ

こんな形で今回は対応をしましたが

「恥骨痛だったら○○しておけば良い!」

なんてことは
僕の経験値の中では、やっぱり軽はずみには言えないんです。
(実力不足は否めません。精進します!)

それは、色々な方が色々な人生の中で
今の体があって、今回の出産があるから、痛みの原因はその人の歩みが関連していることが多いと思っているからです。

 

今回のお客様に関しては・・・

恥骨痛の痛みの原因とされている剪断力が
筋肉のガチガチ感ではなくて
恥骨周囲を安定させておく力が弱まっていたことで痛みが出ていたケースでした。

これが対象のお客様が変われば
筋肉のガチガチ感を取ればよくなる方もいます。

もしかすると
お産の会陰のダメージの影響がもっともな原因の方もいます。
そうした場合は会陰切開や会陰裂傷の部位の回復を見ていかないといけない人もいます。

同じ恥骨痛でも

みんなが同じ原因なわけではない

ということです^^

 

これって
妊娠、出産の中で同じことが多くあります。

 

腰痛でも、肩こりでも、骨盤の痛みでも
尿もれなどのマイナートラブルでも

結局の所はその方の体を評価して分析して考察してアプローチして、再度評価して・・・

そんな過程を、僕たちは辿りながら日々アプローチさせていただいています。

明確な答えを出せたら、なんて楽なんだ!!
って思いますが

なかなか人の体はそうはいかないですね^^;

だからこそ対面してから見えてくることが沢山あり
毎回お客様の体を通して発見と勉強の連続です。

恥骨痛で悩まれている方の目に触れることを願って記事にしてみました^^

一つの対応例として捉えてください♪

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ふうふや代表のジョーさんです。 妊娠中、産後の方の体の不調やスタイル改善に向けての施術と、体のセルフケアを行えるように講座を展開しています。 体のことから、家族、オススメのお店、観光情報、色々な情報を発信しています。
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